7月2日(土)オープンキャンパスを開催しました!
学科説明、入試説明、就職状況や奨学金の説明、また校内見学していただいた後、 【『言葉』の大切さについて体験しよう】と題した模擬授業を開催♪
今回は「『言葉』の大切さについて体験しよう」をテーマに模擬授業を行いました。
アイスブレイクで楽しんだ手遊びの「あたま・かた・ひざ・ぽん」は幅広い年齢層で楽しむことができる手遊びの一つで,今回参加していただいたみなさんの中にもご存知の方が多く見受けられました。途中からは「あたま!」と指示を出されつつ,教員がおなかに手を当てるなどフェイントも入り笑いが生まれ…やりとりを介した遊びでのフェイントは笑いをもたらしてくれることを改めて感じました。
その後は,参加者と学生スタッフが一緒になってクジを引き,番号順に一列に並びました。1回目はどんな手段で情報交換をしても良し,しかし2回目は言葉以外の方法で情報を交換し合って並ぶ,という2つのパターンで実施して時間を計りました。
この活動から言葉を用いての情報交換の方が他者との意思疎通が円滑に行くことを経験していただけたようです。自分の情報を相手に伝える時には言葉がいかに便利なのかが分かりますね。
最後に,在学校の異なる2人組になって,互いに「自分の好きなもの」「苦手なもの」について伝え合ってもらいました。話し手はテーマについて1分間,一生懸命話します。しかし聞き手は,1回目はあえて話し手に興味を持たず,目を合わせず相槌も打つことなく,ほとんど反応しない状態で行ってもらいました(皆さん心優しい方ばかりで,表情はにんまりとした笑顔でしたが☺)。
2回目は,逆に視線を合わせて相槌や反応を心がけ,耳だけでなく心を寄せて話を聞いてもらいました。この体験から,参加者の皆さんは「目が合わないと寂しい,不安になる」体験をするとともに「人に聴いてもらえると嬉しいな」「話を聴くことってやはり大切だな」と感じてもらえたようです。
さて,最後にテーマについて,大人ももちろんですが,子どもは豊かな経験を誰かに「伝えたい!」と思ったとき,その話に心を寄せて聴き,受け止めてくれる相手の存在が重要です。聞いてもらえる喜びを感じることで,一層「伝えたい」気持ちが高まっていくのです。
今回のオープンキャンパスでは,子どもの言葉について大切な役割を体験から知ってもらう機会となりました。
今回のオープンキャンパスに参加された皆さまからの感想は。。。(*‘∀‘)
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