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学長あいさつ

学長からあなたへ

大阪健康福祉短期大学 保育・幼児教育学科 松江キャンパス へようこそ。

 この大学は、保育や介護の現場で働く方々や福祉の充実を願う人々の思いで出来上がりました。大学としては未熟ですが、長年保育・介護の現場で働いてきたベテランの講師陣と温かくみなさんを迎えてくれる実習現場があります。
 人生の今後について迷っていることがあっても、ここで学んでよかったときっと思えるようにみなさんと教職員と思いを共有し共感・努力してゆきたいと思います。
 日々のささやかな努力が自分を変え、人を変えていくということを実感していただきたいと思います。
 人間には、自分で選べないことが二つあります。生まれることと死ぬことです。この二つの大切な局面に密接に関わって、人としての存在の意味を常に考えることのできる仕事は医療や看護とともに人間社会になくてはならないものです。
 大学を出てこの分野に携わる方々との出会いと連携、また卒業して必ずしもこの分野に携わらなくとも、人間として共感し母校として皆様をサポートできる存在でありたいと願っています。


大阪健康福祉短期大学
学長 眞鍋 穰

教育理念

掲載日: 2020-08-27
  1. 本学は、健康と社会福祉の研究とその担い手の養成をつうじて社会の民主主義の発展に寄与する。
  2. 本学は、地域と結びつき、地域住民の社会的要請に応えるような、高等教育機関として健康と社会福祉の研究をおこない、その中でも実践的な研究を重視する。
  3. 本学は、健康と社会福祉の研究と教育の分野で他の高等教育機関と提携し、社会的に開放し、国際交流をはかる。

保育・幼児教育学科の教育理念

 本学科は、全ての学生の存在の価値を尊重し、その人権を保障し、成長の可能性に絶えず挑戦する人間の育成を目指します。

 学びとは、個々が主体的に取り組むことによって初めて定着し、もって豊かな人格の形成を促すものであり、その学びの連鎖が、学生集団における協働の姿勢を育みます。

 教育・福祉を学ぶとは、人間とその生活実態を科学的に把握することを土台として、人々がより幸福に、快適に、人間らしく暮らすことのできる方法を見いだすための実践を学ぶことです。それにより学力を高め、自らを鍛え、教育・福祉を探求することで、新たな価値や技能を創造することです。その絶え間ない努力の集積こそが、地域社会の一員である自己の責任を明確化し、より豊かな社会を実現する力をもちます。

 よって本学科は、教育・福祉にかかる専門職養成教育を通して、学生個々が自らの自己実現を図りながら、地域社会への最大限の参加が実現できるための能力を獲得できるように支援することを教育の理念とします。そして、人を大切にする教育・福祉の理念が、地域で暮らす人々において生活文化として根付くことを願うものです。

3つのポリシー

掲載日: 2020-08-27
大阪健康福祉短期大学は建学の精神と教育理念に基づき、以下の 3 つのポリシーを示します。

ディプロマ・ポリシー (卒業認定・学位授与の方針) 
保育・幼児教育学科では、保育と幼児教育を中心に、子育てにかかわる社会福祉の充実に貢献できる人材の育成を教育目標を掲げています。

(1)幼児教育・保育における理論的かつ実践的な知識及び技能を養う。
(2)より良い教育・保育を実現するために、その対象者、地域、関係機関等との協働を可能にする豊かな感性と親和性、思考力、判断力、表現力、コミュニケーション能力を養う。
(3)より良い教育・保育を実現するために、生涯学び続ける保育者としての力を養う。

 このような目標のもと、本学科の学修を通して必要とされる授業科目を含め 62 単位以上の単位を習得したことで、以下の能力・資質を身に付けた者に対して短期大学士の学位(教育学・保育学)を与えます。

 1.保育や幼児教育に関する基礎的な知識を身に付けている。
 2.子どもの育ちを支えるための技能を身に付けている。
 3.子どもの人権を保障し、子どもを取り巻く諸課題の解決に向けて自ら考える力を身に付けている。
 4.異なる価値観を認め合い、自ら人間関係を形成する力を身に付けている。
 5.地域社会の一員として、保育実践力や社会性を高めようとする力を身に付けている。

カリキュラム・ポリシー (教育課程の編成の方針) 
1.教育内容
 教育理念に示す「人間とその生活実態を科学的に把握することを土台として、人々がより幸福に、快適に、人間らしく暮らすことのできる方法を見いだすための実践を学ぶ」ことを教育の基本とします。教育課程は教養科目、専門基礎科目、専門応用科目、専門実践科目、専門研究科目を体系的に編成し、講義、演習、実技及び実習等を組み合わせた授業を展開します。これらの科目の具体的内容は次の通りです。
(1)教養科目
 社会人として基礎的な知識・教養を学ぶ科目を配置するとともに、1 年次には大学での学びをより豊かにするために「文章表現」や「 教養基礎演習Ⅰ・Ⅱ」などの初年次教育を実施します。また、段階的に自己のキャリア形成を考え、社会的・職業的自立に向けて必要な能力や態度を修得します。
(2)専門基礎科目
 保育や幼児教育に関する基礎的な知識、子どもの育ちを支えるための技能を修得します。
(3)専門応用科目
 専門基礎科目で学んだ知識や技能などをもとに、自ら考えたり、表現したりすることで保育実践力や社会性を修得します。
(4)専門実践科目
 教養科目、専門基礎科目、専門応用科目で修得したことをもとに実践的・体験的に学習することを通して、「より良い保育や幼児教育」に向けて自ら考える力、自ら人間関係を形成する力、保育実践力や社会性を高めようとする力を修得します。
 (5)専門研究科目
 保育者として求められる教養とコミュニケーション能力、協働性を身に付けるために、少人数によるゼミナール形式での授業や体験的・参加型行事を実施します。それによりこれまでの学びを総合的かつ統合的にとらえ、学生の興味・関心に応じて探求的に学修します。

2.教育方法
(1)1年次は必修科目を中心に保育や幼児教育に関して基礎となる科目を配置し、2年次は学生の興味・関心に応じて履修する科目を選択できるように配置します。また、保育実習や幼稚園実習の実施時期を踏まえて、実習前に学ぶ科目と実習を踏まえて深める科目を吟味して配置します。
(2)講義、演習、実習、実技を組み合わせたり、成果発表や共同学習の機会を取り入れたりすることで、知識の修得だけでなく、学生同士の学び合いを促すような授業の展開に努めます。
(3)少人数でのグループワーク、フィールドワーク等実践的な学びにつながる内容を重視します。実習以外に、子どもたちの前で実践する機会を設け、応用力やコミュニケーション能力の獲得に繋がる授業実践も取り入れます。
(4)保育・教職履修カルテの作成を通じて、学習姿勢の改善や自己課題の解決に向けた取り組みを推進し、教育内容の確実な定着を目指します。

3.学修成果の評価
 学期末の試験のみならず、科目の特性に応じて、提出課題や実技・作品発表、単元ごとの課題などの複学期末の試験のみならず、科目の特性に応じて、提出課題や実技・作品発表、単元ごとの課題などの複数の観点から学修到達度を評価することに努めます。数の観点から学修到達度を評価することに努めます。
 保育・幼児教育学科では、豊かな人間性と生活力を培うとともに,科学的な根拠に基づく保育・幼児教育の力を併せ持つ保育者を養成するため、さまざまな科目の履修を求めています。保育者という職業は,社会科学のみならず、多様な実体験を通した身近な自然・生き物・文字や記号・数量と形等の概要を理解など自然科学への見識も求められます。つまり、こうした科目は保育者養成のカリキュラムとして必ず履修しなければならないものとなっています。
 また、本学では数理的思考や情報活用の力を育み、それらを論理的に他者に説明できる力を身につけられるような情報処理や統計等に関する科目も設置しています。

アドミッション・ポリシー (本学科の入学者受入れ方針) 
 本学科は、「教育・福祉にかかる専門職養成教育を通して、学生個々が自らの自己実現を図りながら、地域社会への最大限の参加が実現できるための能力を獲得できるように支援すること」を教育の理念に掲げています。そのような教育理念の下、本学科のディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーに示す教育をおこなっています。こうした教育を受けるために、次に掲げる知識・技能や能力、目的意識・意欲等を備えた学生を求めています
 
1)知識・技能
・保育・幼児教育を学ぶために必要な高校卒業程度の基礎学力を有している人
2)思考力・判断力・表現力
・入学前の自分の生活や経験について振り返り、他者にそのことを伝えることができる人
・将来のビジョンや自分の目標について他者に具体的に伝えることのできる人
3)主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度
・短期大学での学びのために、以下の目的意識や意欲等を有している人
 ①子どもが好き、人間が好きで、いろいろな人とかかわりたい
 ②地域のために他者と協力して自らの資質・能力を高めたい
 ③子育てをめぐる社会について関心があり、子どもやその周囲の環境について理解を深めたい

 本学科の入学試験では、上記の学生を多様な評価基準で選抜するために、総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜、社会人選抜を実施します。
 全ての選抜で入学希望理由書を提出していただき、評価に加えます。総合型選抜、学校推薦型選抜、社会人選抜では、2)、3)を重視し、面接を中心に評価をおこないます。それぞれの選抜では多様な選抜方法を実施し、入学者に求める能力を多面的に評価します。
 一般選抜では、1)を重視し、教科・科目に係る個別テスト(記述式問題を含む。(以下、同じ))を実施します。選抜方法によっては、教科・科目に係る個別テストと集団面接を組み合わせて評価をおこないます。面接を実施しない場合は、複数科目の教科・科目に係る個別テストや記述式総合問題によって評価をおこないます。

沿革

1997 年 広瀬町立島根総合福祉専門学校の開校
広瀬町は、1996 年から高校生の進路調査・福祉人材の需要調査など研究を重ね、1 学年 35 人の介護福祉士養成施設の設立に踏み切り、4 月全国 3 番目の町立専門学校「広瀬町立島根総合福祉専門学校」を開校した。
大阪総合福祉専門学校を立ち上げ、学校運営のノウハウを蓄積してきた社会福祉法人あおば福祉会から事務長を招き、少人数の行き届いた教育をスローガンに、地域とともに育つ学校づくりを教育理念におき、大阪総合福祉専門学校と姉妹校関係を結んだ。
2001 年 学校法人広瀬学園の設立
めまぐるしく進化する社会情勢に的確に対応し、これまで以上に地域社会に有為な福祉人材を育成するために、学校運営を町立から法人に切りかえる。広瀬町長を法人理事長に迎え、町の支援体制はそのままに、さらに魅力的な学校づくりにむかってスタートする。
2002 年 学校法人みどり学園「大阪健康福祉短期大学」開学
大阪総合福祉専門学校介護福祉科の伝統を受けついで、「介護福祉学科 I 部・II 部」を開設。
(2012 年 3 月をもって介護福祉学科 II 部を閉科)
2004 年 島根県で 2 校目、民間養成校としては初めての保育士養成科「児童福祉科」を開設
時代が求める子育て支援のマンパワー「保育士」の養成を行う「児童福祉科」を開設。広いライフステージを対象とした福祉人材育成の体制が整う。
2006 年 大阪健康福祉短期大学 子ども福祉学科開設
大阪総合福祉専門学校児童福祉科の伝統を受けついで、保育士養成のための「子ども福祉学科」を開設。新校舎 (3 号館) が完成。
2007 年 大阪健康福祉短期大学子ども福祉学科に幼稚園教諭教職課程開設

島根総合福祉専門学校児童福祉科に幼稚園教諭免許教育連携コース発足
保育士国家資格とともに時代が求める幼稚園教諭免許の取得を可能にした。
2016 年 島根総合福祉専門学校児童福祉科 松江学園南キャンパスを開校
12 年間の安来市を中心とした保育のネットワークを基盤に、2018 年問題に対応可能な地域貢献の在り方を検討した結果、松江市に授業拠点を新設。広い入学ニーズに応えることが可能になる。
2018 年 学校法人みどり学園 大阪健康福祉短期大学 保育・幼児教育学科開設
保育ニーズに対応できる保育士、幼稚園教諭の育成と地元定着を目的に、島根県唯一の私立短期大学新学科として保育・幼児教育学科を開設。地域の保育力を高める実践がスタートした。
2019年 松江学園南キャンパスから現在の松江キャンパスへ移転
2020年 学校法人みどり学園と学校法人広瀬学園が法人合併
4月1日、かねてからの計画に沿って学校法人みどり学園と学校法人広瀬学園が法人合併をする。学術研究を軸に地域課題解決に向けた実践を展開し、一層の地域貢献を果たすことができる体制が整う。
2020年 学校法人みどり学園大阪健康福祉短期大学 介護福祉学科(安来キャンパスコース)開設

学校法人広瀬学園島根総合福祉専門学校介護福祉士科(2年課程)が、大阪健康福祉短期大学介護福祉学科安来キャンパスコースに移行することになった。

2022年 大阪健康福祉短期大学地域総合介護福祉学科開設

1学科2校地制でスタートした介護福祉学科が、安来キャンパスにて独立。これからの地域社会の介護ニーズに応えられる介護福祉士を養成することを目的に新たな介護福祉教育が始まろうとしている。

2026年度学校案内

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