学科紹介
[ 保育・幼児教育学科 ]

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児童福祉とは、未来を育む仕事です。
保育・幼児教育の専門職として、援助や教育の対象となる人たちを大切にでき、人から学び、仕事をとおして自らの人生を輝くものにしたいと願う謙虚さを持った学生を求めます。また、学びに対して日頃から貪欲に取り組み、仲間と力を合わせて、目標達成に向かって努力を続けることのできる学生を求めます。

取得できる資格と免許・学位

修業年限 2 年 (昼間)
入学定員 40名(年齢・性別不問)
出願資格 高卒以上

取得できる資格と免許

  • 保育士国家資格
  • 幼稚園教諭二種免許状
  • 社会福祉主事任用資格※
※任用資格とは、該当任用資格を取得後、当該職務に任用・任命されて初めて効力を発揮する資格です。

取得学位

  • 短期大学士(教育学・保育学)

特徴

 

Point.1 科学的な根拠に基づく保育・幼児教育の力

子どもを取り巻く社会的課題を解決し、子どもの育ちを保障するために、社会を科学的に見る目、情報分析の正確さ、根拠を明確にした保育・教育力を養うことを目指しています。そのため、本学科では、子どもたちの発達を支える環境や家族を含む生活問題の解決に向けたニーズの把握や課題解決技能を養います。

Point.2 豊かな人間性と生活力

保育の仕事は、保育者が子どもたちとともに生活を営むことを通して行われます。本学科の学習では、この原則を踏まえて、学生自身が様々な生活体験を通して生活者として育つことを基礎においています。そのために、地域活動やボランティア活動を授業に取り込み、地域での体験的な学びから生活力や社会性を高めることに取り組んでいます。

Point.3 豊かな感性と児童文化を創造・発信する力

子どもにとって魅力ある表現をするためには、豊かな感性と高度な表現技能が必要です。授業では、音楽・身体・言語・造形など様々な表現活動を学び、それを基礎に学生自らが総合的な創作活動を展開していきます。さらに、実習先や近隣の保育現場と連携して、学生が創造した児童文化を子ども達の前で発表・発信していきます。

Point.4 ゼミ形式で行う個別的な学習サポート

保育基礎ゼミや保育研究ゼミ等、ゼミ形式で学習をすすめる授業が充実しています。少人数のゼミ学習だからこそ、学習への不安や悩みを指導教員や仲間と共有でき、アットホームな環境の中で安心して学ぶことができます。また、各々の学生の学習能力や理解度に応じたきめ細やかな学習サポートを行っていきます。

カリキュラム

カリキュラムの紹介

本学科では、保育におけるさまざまな知識、技術を学び、それを基礎に保育現場での実習に取り組みます。そして、実習での学びを大学で得られる新たな知識・技術と照らし合わせます。
このような「理論と実践の往還」をカリキュラムの中心と考え、大学での学びと実習での実践を段階的に積み重ねられる各科目を配置しています。

講義概要

掲載日: 2024-03-26

出張講義申込

中学校・高等学校の生徒さんを対象とした出張講義を開催します。

お申込をお待ちしております。

1.対象 

   島根県・鳥取県の中学校および高等学校  

 2.内容

   生徒の皆さんに大学教員が保育・幼児教育学科に関する
   専門の授業を実施いたします。
 3.時間

         ご相談に応じます(例:授業45分+大学紹介5分=50分など)。

 4.その他
        1 校につき、上限2 講座まで受け付けます。連続講座をご希望の場合は、
        別途ご相談ください( 料金発生の場合がございます)。

 5.  申込方法
   実施日の1ヶ月前までに、以下のフォーム、電話、ファックス、メールで
   お申し込みください。

   学校法人みどり学園 大阪健康福祉短期大学 保育・幼児教育学科 入試事務

   〒690-0823 松江市西川津町4280  TEL:0852-67-3716  FAX:0852-67-3805

    E-mail:nyushi-shimane@kenko-fukushi.ac.jp
    申し込みフォームはこちら

ゼミナール紹介

1年次の「保育基礎ゼミ」、2年次の「保育研究ゼミ」は、2年間の学習の集大成となる卒業論文作成を目標にした学習です。これらの授業では、各自の研究テーマの設定につながる幅広い情報を提供することを目的としており、子どもに関する諸課題はもとより、子どもを取巻く社会環境や社会変化にも目を向けるように、視聴覚教材も取り入れながら授業を展開しています。

教員紹介

授業紹介

幼稚園教諭・保育士は地域の未来を支え、切り開く大切な社会資源です。その養成校として、本学科では深い教養と専門性に裏付けられた科学的な理論と保育実践力を備えた人材育成を目指しています。

保育基礎ゼミ

各授業の学修や普段の生活、また保育ボランティア等を通して得た情報から、保育・教育・子育て支援についての課題を自分で見つけます。それを追究していく過程と方法を学び、2年生で取り組む卒業研究につなげていきます。

音楽Ⅰa,Ⅱa,Ⅰb,Ⅱb

音楽Ⅰa(理論・声楽)では、楽譜を読む力を養い(基礎的な音楽用語や理論の理解)、歌唱活動を通して子どもと歌うことができるための歌唱力を身につけます。音楽Ⅱa(器楽)音楽Ⅱb(器楽)では、個人の習熟度に応じて個別レッスンを行い、保育者に求められる弾き歌いやピアノの演奏技術の習得を目指します。

表現技術Ⅰ・Ⅱ

「表現技術Ⅰ」では、子どもの前で自己紹介をする想定で、アイテムを製作し、発表と振り返りをします。「表現技術Ⅱ」は、前半ではペープサートの製作、発表、鑑賞をします。後半では学内空間を装飾する壁面構成の制作と鑑賞します。これらの活動を通して、保育・幼児教育における表現技術を習得し、表現ついて考察します。

地域実践演習

地域実践演習は、地域が抱える問題を発見し解決をめざす演習科目です。学生が保育ボランティア活動を通じて、その目的、活動内容、組織、運営、意義等について学んでいきます。また、主体的に学習に取り組むことで、地域課題が明らかになり、課題解決への自分の思いを周囲に伝える力を身に付け、地域の人たちと協力しながら未来を作り出す力の獲得をめざします。

教育・保育実習

教育・保育実習は、幼稚園・保育所・児童福祉施設の 3 種類の施設で行います。授業で学んだ内容を実際の場面で試し、現場の先生方から指導していただくことで教育・保育の実践力を身に付けることがねらいです。設定する事前課題、振り返りの事後課題にも担当教員と真剣に取り組み、一つ一つの実習を通して保育の専門性を身に付け、更に深めていきます。

時間割

授業時間割表 / 1セメスター(例)
時間
1
9:00~10:30
保育原理 情報教育入門
(機器操作を含む)
体育(実技)    
2
10:40~12:10
教職論

幼児と言葉

英語 子どもの保健 日本国憲法
3
13:00~14:30

音楽Ⅰa

(理論・声楽)

クラス
ミーティング

音楽 Ⅱa
(器楽)
子ども家庭福祉

発達心理学

4
14:40~16:10

保育実習指導Ⅰa
(保育所)

社会福祉論  

保育基礎ゼミⅠ

保育基礎ゼミⅠ

5
16:20~17:50
  乳児保育I      
※2023年度1年生(4月~6月頃)の時間割です。

年間スケジュール

 
4 月 入学式

新入生歓迎交流会
新入生同士はもちろん、「1、2 年生が仲良くなろう」という企画が新入生歓迎交流会です。2 年生が中心となって企画し、新入生と一緒になってレクリエーションを通じて交流を深めます。

地域奉仕活動

地域の清掃活動を学生、教職員一緒に行います。

互いの親睦を深め、また地域に貢献できる学生、学校づくりができるよう企画されています。

5 月 創立記念日 (5 月 1 日)
6 月 全学協議会
「学生協議会」は、学生にとって学園生活が充実したものになるように、学生皆から意見や要望を集め、自主的な活動を展開します。また、全学生の意見を集約して大学と話し合う「全学協議会」を毎年開催しています。学生の居場所居心地のよい大学を自分たちで創ることが「学生協議会」の役割です。
8 月 夏期休業

海士町福祉体験交流事業(希望参加)
本学は海士町と福祉人材確保の協定を結び、島の福祉を体験する福祉交流を実施しています。学生たちは、毎年夏に交流研修に出かけています。町の人たちと交流し、地域課題を分析することで、その解決法と町づくりを学ぶ研修です。美味しい隠岐の自然付き交流研修は人気沸騰です。

 

大阪保育体験研修(希望参加)
本校が、超高層60階建、あべのハルカス23階キャンパスフロアに「アバンスペース」を開いています。ここを舞台に、本校との学術交流を進めています。保育園での保育体験をしたり、大阪の保育事情についての講義を受けたりします。大都会大阪の福祉と超高齢少子化が進む地方の福祉、どこがどう違い、何が特徴なのか、これらの交流を通して学びます。
12月 冬期休業
1 月・2月 保育・教育研究発表会
3 月 春期休業
学位記授与式

卒業イベント
2 年生にとっては学生生活最後の行事。2 年間の思い出を振り返るよい場になります。1年生が中心となって2年生への感謝の気持ちを込めて企画し、送り出します。

施設案内

 
第一講義室(一年生が主に使用している教室です。)
第一講義室
第一講義室
バルコニー
第二講義室(二年生が主に授業を受けている教室です。)
第二講義室
第二講義室
多目的室(学舎の中では、最も広いスペースです。ここでは、表現活動の授業や発表会、保育・教育研究発表会などの授業で使用したり、新入生歓迎交流会などの行事で使用します。)
多目的室
図書館(保育・幼児教育関係の専門書や学術雑誌、絵本、新聞などが収集されています。
図書館の検索ホームページにアクセスすれば、ご自宅からや通学中でも、本館と各学科図書室のすべての所蔵について、調べることができます。もし、本学科図書館で所蔵していない本や雑誌等があれば、大阪と松江相互に利用できる制度があり、貸出も可能です。
第一学生自習室(図書館の隣が第一学生自習室です。Wi-Fiが完備されています。)
第二学生自習室(学生が自由に使用できる学生自習室。ランチタイムには、お弁当を広げてご飯を食べることができます。また、ピアノが置いてありますので、学生はいつでも好きなときにピアノを練習することができます。)
【音楽(ピアノ演習)室】
学生は、授業以外でも空きコマや放課後など好きな時に音楽棟に来て、ピアノの練習をしています。
【音楽(ピアノ演習)室】
この部屋に音楽の専任教員の研究室がありますので、何かピアノ演奏でわからないことがあれば気軽に相談するこtができます。
【レッスン室】学生は、放課後の空き時間を利用して、地域でピアノレッスン教室を開いている「山本ピアノスクール」の先生から授業外で個別ピアノレッスンを受講できます。
学生休憩室(求人票の掲示を行っており、一定期間を過ぎたものは閲覧できるようにファイルを閉じております。ランチタイムにはお弁当を広げて会話を楽しむ学生で賑わっています。)
【静養室】体調の悪いときには、休むことができます。
【演習室】
「子どもの造形表現」、「表現技術」、「教材研究(おもちゃ・製作あそび)」などの授業や造形表現以外の授業でも使用します。
演習室
【事務センター】
学生生活に関する相談や奨学金、履修登録手続きなど幅広くサポートしています。また、各種証明書の発行手続きも行っています。
駐輪場(大学内には、無料の駐輪場があります。)
【学生相談室】
人間関係や自分自身のことなど学生生活を送るうえで経験するさまざまな問題に対して、どんなことでも専門のカウンセラーに相談することができます。
外観
卒業生の方 受験生の方 一般の方 在学生
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