学科紹介
[ 保育・幼児教育学科 ]

児童福祉とは、未来を育む仕事です。
保育・幼児教育の専門職として、援助や教育の対象となる人たちを大切にでき、人から学び、仕事をとおして自らの人生を輝くものにしたいと願う謙虚さを持った学生を求めます。また、学びに対して日頃から貪欲に取り組み、仲間と力を合わせて、目標達成に向かって努力を続けることのできる学生を求めます。

取得資格・学位

修業年限 2 年 (昼間)
入学定員 50 名※ (年齢・性別不問)
出願資格 高卒以上
※入学定員50名には介護福祉課程10名程度を含みます。(指定申請書提出中)
※定員増届出予定

取得資格

  • 保育士国家資格
  • 幼稚園教諭二種免許状
  • 社会福祉主事任用資格

取得学位

  • 短期大学士

特徴

Point.1 科学的な根拠に基づく保育・幼児教育の力

子どもを取り巻く社会的課題を解決し、子どもの育ちを保障するために、社会を科学的に見る目、情報分析の正確さ、根拠を明確にした保育・教育力を養うことを目指しています。そのため、本学科では、子どもたちの発達を支える環境や家族を含む生活問題の解決に向けたニーズの把握や課題解決技能を養います。

Point.2 豊かな人間性と生活力

保育の仕事は、保育者が子どもたちとともに生活を営むことを通して行われます。本学科の学習では、この原則を踏まえて、学生自身が様々な生活体験を通して生活者として育つことを基礎においています。そのために、地域活動やボランティア活動を授業に取り込み、地域での体験的な学びから生活力や社会性を高めることに取り組んでいます。

Point.3 豊かな感性と児童文化を創造・発信する力

子どもにとって魅力ある表現をするためには、豊かな感性と高度な表現技能が必要です。授業では、音楽・身体・言語・造形など様々な表現活動を学び、それを基礎に学生自らが総合的な創作活動を展開していきます。さらに、実習先や近隣の保育現場と連携して、学生が創造した児童文化を子ども達の前で発表・発信していきます。

Point.4 ゼミ形式で行う個別的な学習サポート

保育基礎ゼミ等、ゼミ形式で学習をすすめる授業が充実しています。少人数のゼミ学習だからこそ、学習への不安や悩みを指導教員や仲間と共有でき、アットホームな環境の中で安心して学ぶことができます。また、各々の学生の学習能力や理解度に応じたきめ細やかな学習サポートを行っていきます。

教員紹介

学長代理・教授 / 余村 望(よむら のぞむ)

 
略歴

島根大学教育学部小学校教員養成課程卒業

日本福祉大学大学院社会福祉学研究科(社会福祉学専攻)修了

専門分野 社会福祉・地域福祉
主な担当科目 地域福祉論 地域実践演習
研究分野 地域福祉
研究キーワード 地域包括ケアシステム・ソーシャルキャピタル・兼業福祉など
入学生へのメッセージ

現代社会が抱える課題は、人口減少・少子高齢化といったネガティブな性格として捉えられがちですが、一人ひとりの存在の価値に根差した新しい共生社会の創造というテーマを持ちあわせています。皆さんもぜひ地域を支える一人の人間として自立できる自分を形成できる学習に取り組んでください。

学科長・教授 / 橋本 祐治(はしもと ゆうじ)

 
略歴 教育学修士、日本国語教育学会・地区理事(島根県)、国語教育研究会「雲石『国語』の会・代表
専門分野 国語教育
主な担当科目

文章表現  国語教育  保育基礎ゼミ  保育研究ゼミ  保育実習  幼稚園実習

研究分野 国語教育
研究キーワード 言葉の力
入学生へのメッセージ 将来、子どもたちの育ちを支援していこうとしている学生の皆さんが、今以上に言葉の力をつけ、自分自身の人生を豊かにするとともに、関わる子どもたちの育ちをより豊かなものにしていくことができるように、一緒に学びましょう。

特任教授 / 髙橋 憲二(たかはし けんじ)

 
略歴 島根県立大学短期大学部名誉教授、島根県社会福祉協議会理事、松江市城北地区社会福祉協議会会長、青少年育成島根県民会議会長
専門分野 障害者福祉、地域福祉
主な担当科目 教育実習指導、家庭支援論、保育ソ―シャルワーク、障害をもつ人の発達保障
研究分野 松江市城北地区における地域福祉実践研究
研究キーワード 自助・共助の地域福祉活動、地域支えあい協議体
入学生へのメッセージ 子どもの生活の基盤は家庭にあります。家庭が心安らぐ居場所になるよう、ともに考えましょう。

特任教授 / 中原 康博(なかはら やすひろ)

 
略歴 大阪健康福祉短期大学名誉教授
専門分野 子ども家庭福祉、臨床心理学
主な担当科目 子ども家庭福祉、幼児理解、保育・教育相談演習
研究分野 愛着上の課題を持つ子どもへの心理的援助について
研究キーワード 子ども、社会的養護、被虐待、心理的援助
入学生へのメッセージ 保育者として必要な専門的知識や技術を学ぶとともに、現場実習を通して実践力を身につけ、子どもや保護者から信頼される保育者になってください。

准教授 / 加藤 友彦(かとう ともひこ)

 
略歴 芸術学修士(彫刻専攻)、造形作家(水木しげるロード妖怪ブロンズ像原型制作など)、キャリアコンサルタント
専門分野 彫刻・立体造形
主な担当科目 造形、キャリアアップ教育
研究分野 美術、造形
研究キーワード 立体造形、美術教育、幼児造形教育
入学生へのメッセージ 専門は「造形」です。色や形や材料を用いた様々な遊びを体験し、子どもたちの健やかな成長に役立つ表現活動を一緒に考えていきましょう。進路就職も担当します。

特任講師/平野 美緒 (ひらの みお)

 
略歴 教育学修士、臨床心理士
専門分野 臨床心理学
主な担当科目 コミュニケーション入門、臨床心理学など
研究分野 保育、施設、学校現場における心理的援助
研究キーワード 心理的援助、保育臨床
入学生へのメッセージ

保育は人と人との関わり合いの中で生まれる営みです。学内だけではなく学外にも視野を向け、様々な人と関わり合いの中で、共に“人間力”を高めていきましょう!

講師/舟越 美幸(ふなこし みゆき)

 
略歴 島根大学教育学部幼稚園教員養成課程卒業、幼稚園教諭、保育士、小学校教諭、特別支援教育士
専門分野 保育学
主な担当科目 幼稚園実習 障害児保育
研究分野 実習指導方法  保育の評価 保育現場で気になる子の子ども理解
研究キーワード 気になる子 子ども理解 エピソード記述
入学生へのメッセージ

子どもたちや保護者・地域や仲間たちと共に喜び、支え合える保育者を目指して一緒に学びましょう。

講師/堅田 弘行 (かたた ひろゆき)

 
略歴 教育学修士
専門分野 教育心理学
主な担当科目 保育心理学演習、子ども家庭支援の心理学 など
研究分野 教育、学習、社会的養護
研究キーワード 学習効果、自立支援、動機づけ
入学生へのメッセージ

保育や幼児教育は未来の可能性を広げていく活動です。自分自身の可能性を広げつつ、子どもの可能性を広げられるよう、共に学びましょう。

特任准教授 / 石黒 香里(いしぐろ かおり)

 
略歴 保健学博士、生活福祉文化修士、認定心理士、保育士
専門分野 保育保健
主な担当科目 子ども学入門、発達心理学など
研究分野 愛着形成・子育て支援など
研究キーワード 愛着形成・子育て支援、タッチケア
入学生へのメッセージ 講義では、学生の皆さんが関心をもって主体的に学ぶ姿勢を大切にしています。未来の子どもたちの健やかな育ちのために共に学んでいきましょう!

講師 / 山川 智馨(やまかわ ちか)

 
略歴 学術修士、第1回鳥取県クラシックアーティスト・オーディションピアノ部門最優秀賞(2010年)、広島大学より学長表彰受賞(2014年) 
専門分野 ピアノ演奏
主な担当科目 音楽 Ia(理論・声楽)、音楽 IIa(器楽) 
研究分野 芸術一般
研究キーワード ピアノ、音楽文化
入学生へのメッセージ 音楽を表現すること、その永遠にゴールのない世界が大好きです。自分で演奏することはもちろんですが、学生の皆さんのアレンジや音作りのアイデアに私自身が勉強することもたくさんあります。音楽の楽しみをぜひ一緒に味わいましょう!

カリキュラム

演習

保育基礎ゼミ I ・ II 、保育研究ゼミ、障害を持つ人の発達保障、障害児保育 I 、幼児理解、保育・教育相談演習、保育・教職実践演習、保育実習指導 Ia(保育所)、保育実習指導 I b(児童福祉施設)、保育実習指導 II (保育所)、保育実習指導Ⅲ (児童福祉施設)、地域実践演習 I ・ II 、造形 I ・ II 、総合表現、キャリアアップ教育 I ・ II ・Ⅲ・Ⅳ、保育内容 (人間関係)、保育内容 (総論)、保育内容 (健康)、保育内容 (環境)、保育内容 (表現)、保育内容 (言葉)、音楽 Ia ・ Ib(理論・声楽)、音楽 IIa ・ IIb(器楽)、子どもと保育の音楽 I ・ II 、総合表現、保育・教職実践演習、子どもの保健 (演習)、体育 (実技)、保育心理学演習、社会的養護内容、幼児体育 I 、子どもと遊び II 、教材研究 A(絵本)、教材研究 B(おもちゃ・製作あそび)、情報教育入門 (機器操作を含む)、情報リテラシー演習、コミュニケーション入門、障害児保育 II 、英語、乳児保育、子どもの食と栄養、調理実習 I ・ II

講義

保育ソーシャルワーク、家庭支援論、子ども家庭福祉、文章表現、国語教育、社会福祉論、地域福祉論、子ども学入門、子どもと遊び I、発達心理学、児童文化、子どもの保健 I・II、体育 (講義)、教育課程論、教育方法論、教育原理、日本国憲法、社会的養護、臨床心理学、保育原理、教職論、子どもの権利、教育制度論、学童保育の指導法、発達心理学、教育心理学

実習

教育実習指導I・II、幼稚園実習 、保育実習 Ia(保育所) 保育実習 Ib(児童福祉施設)、保育実習 II(保育所)、保育実習 III(児童福祉施設)

授業紹介

幼稚園教諭・保育士は地域の未来を支え、切り開く大切な社会資源です。その養成校として、本学科では深い教養と専門性に裏付けられた科学的な理論と保育実践力を備えた人材育成を目指しています。

総合表現

この授業では、音楽、造形、言語など様々な保育の表現技術を用いた総合的表現の活動を構成し、地域の子どもたちを招いて発表します。演劇やパネルシアター、歌や踊りなど様々な学習領域を統合し、子どもたちの想像力や感受性を刺激する舞台表現、空間表現、あそびを通したふれあいや交流ができる時間を創り出します。
授業では、学生自身が意見を出し合い、イメージし、練習と工夫を重ねていくことで子どもの感性に働きかける表現を見つめ、深めていきます。

地域実践演習

保育実践においては、遊び、音楽、おはなし、ものづくりといった様々な生活技術が、子どもたちに豊かな発達をもたらすことが知られています。
この授業では、歴史文化・思想宗教・自然・産業といったキーワードに沿いながら、地域研究を行い、地域の人々の暮らしの中に様々な保育資源を探し、開発します。

こどもの保健 I

子どもの保健Ⅰでは、保育現場における健康と安全に関わる 3 つの大きな柱である「感染症予防対策」「事故の予防対策」「アレルギー対応 (特に食物アレルギー)」を中心に、40 年以上現役の小児科医として、数多くの症例に向き合ってきた経験とともに、臨床研修指定病院での指導責任医として救急医療にも取り組んできた強みを生かして、現場に出た時に役に立つ実践的な学びをお話しします。そして、そこからさらに健康とは何かを考えていきます。

子ども学入門

子どもの命を尊び、子どもを幅広い学問領域から捉え、理解していくことを目的としています。
講義では、生命誕生から青年期までの発達の理解、子どもを取り巻く社会・心理的問題、様々な状況下に置かれた子どもの理解にも目を向け、学びを深められるテーマを扱っていきます。

教育・保育実習

教育・保育実習は、幼稚園・保育所・児童福祉施設の 3 種類の施設で行います。授業で学んだ内容を実際の場面で試し、現場の先生方から指導していただくことで教育・保育の実践力を身に付けることがねらいです。設定する事前課題、振り返りの事後課題にも担当教員と真剣に取り組み、一つ一つの実習を通して保育の専門性を身に付け、更に深めていきます。

ゼミナール紹介

1年次の「保育基礎ゼミ」、2年次の「保育研究ゼミ」は、2年間の学習の集大成となる卒業論文作成を目標にした学習です。これらの授業では、各自の研究テーマの設定につながる幅広い情報を提供することを目的としており、子どもに関する諸課題はもとより、子どもを取巻く社会環境や社会変化にも目を向けるように、視聴覚教材も取り入れながら授業を展開しています。

また、2年次からは、各学生の研究分野ごとに個別な指導を行うゼミナールに移行し、指導教官から高度な指導を受けることになります。この授業によって、より高い保育者としての専門性を身に付けてくれることを願っています。

時間割

授業時間割表 / 1年セメスター
時間
1
9:00~10:30
保育原理 情報教育入門
(機器操作を含む)
音楽 Ia(理論・声楽)
体育(実技) コミュニケーション入門 子ども学入門
2
10:40~12:10
教職論 社会福祉論 英語 発達心理学 日本国憲法
3
13:00~14:30
保育実習指導 Ia
(保育所)
乳児保育I 音楽 Ⅱa(器楽)A
造形ⅠA
子ども家庭福祉

保育基礎ゼミ I
4
14:40~16:10
子どもの保健I

文章表現 音楽 Ⅱa(器楽)B
造形ⅠB
子ども家庭福祉

地域実践演習 I
キャリアアップ教育 I
5
16:20~17:50
 教材研究A
(絵本)
  音楽 Ⅱa(器楽)C
造形ⅠC
  クラスミーティング
※2019 年度の時間割です。


年間スケジュール

4 月 入学式

新入生歓迎交流会
新入生同士はもちろん、「1、2 年生が仲良くなろう」という企画が新入生歓迎交流会です。2 年生が中心となって企画し、新入生と一緒になってレクリエーションを通じて交流を深めます。

地域奉仕活動

地域の清掃活動を学生、教職員一緒に行います。

互いの親睦を深め、また地域に貢献できる学生、学校づくりができるよう企画されています。

5 月 創立記念日 (5 月 1 日)
6 月 全学協議会
「学生協議会」は、学生にとって学園生活が充実したものになるように、学生皆から意見や要望を集め、自主的な活動を展開します。また、全学生の意見を集約して大学と話し合う「全学協議会」を毎年開催しています。学生の居場所居心地のよい大学を自分たちで創ることが「学生協議会」の役割です。
7 月 前期試験
8 月 夏季休業

海士町福祉体験交流事業(希望参加)
大阪の保育体験研修(希望参加)
9・10・11 月 集中講義
後期開始
12 月 すくすくまつり

1年生の「児童文化」2年生の「総合表現」の授業や、それまでの保育所・幼稚園実習で学んだことなどを統合・発展・再構成し、音楽・造形・身体・言葉等の表現活動を組み合わせた劇やダンスなどを地域の幼児や保護者を対象に発表します。

子どもたちがどんな反応をしてくれるかドキドキわくわくです。
1 月・2月 後期試験
卒業研究発表会
3 月 学位記授与式

卒業イベント
2 年生にとっては学生生活最後の行事。2 年間の思い出を振り返るよい場になります。1年生が中心となって2年生への感謝の気持ちを込めて企画し、送り出します。

施設案内

 
教室
ホール
研究室
バルコニー
図書室
事務センター入口